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落下の解剖学の125のレビュー・感想・評価

落下の解剖学(2023年製作の映画)
3.6
人里離れた雪山で、男性が転落死した。
その場にいたのは目の見えない男性の息子とその妻、自殺?他殺?事故?答えは法廷で明らかに、、
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とにかく長いサスペンス映画。
個人的にはスローな話の運びに、
ちょっとマンネリしてしまいました。
夫が転落死をしてから、
殺人容疑をかけられてしまう妻。
場所は雪山から法廷に。
証拠や憶測でいろんな話が進められ、
法廷で明らかになる、夫婦の関係…
感情的になるシーンもありましたが、
1番冷静で、
なおかつ1番辛かったのはその息子。
父が死、
母が殺人容疑にかけられ、
そして、父と母の関係が自分の前でめせる姿とは違っていたことを知る、
目が見えないのに、いろんなヒアリングをされ心身ともに疲労ですよね。
母も疑わねばならない辛さもあり、
考えただけでそこが1番辛かったです。。

最後はスッキリする感じでは終わらず、
長くみたけどまだその余韻が残るような、
考えさせる終わり方で、
意外と体力を使う作品でした。


2024-23
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