落下の解剖学のsukeのレビュー・感想・評価

ドロドロした夫婦の関係を明らかにしていく法廷劇。子供の登場人物の存在が、作中でも触れられていたような野次馬的な視線一辺倒になるのを防いでいる感じがして、それによって事実に関するアプローチの仕方の多様性を体験でき、被告人である人物
見え方がかなり変わってくる印象を味わえる。山々や犬などの自然のあり方が同時にあり続ける。
これまで男性イメージで描かれていたような人物が、女性で描かれていた印象。