映画の虚構性と、裁判でめぐる真実。2つのブラックホールに吸い込まれて落ちていく。映画と裁判という舞台を考えると、判決になんとも言えない居心地の悪さを感じたり。
証拠の寄せ集めが真実なのか。こぼれ落ちるもの多すぎでしょう。
真実に向かっていくとき、誰かが傷つけないように庇っていられない、という台詞以降の展開は下を向きたくなるよねぇ。目の見えない子に、見えてたものは何なんだろう。
これ男女逆転だったら育児ノイローゼっしょ!男手ひとつで大変だけど、頑張っね!と解決されちゃうような気がして勝手に気分悪くて、いやはやさすが。
(ふたりとも同じ職業はこうなるよなぁ、と思うのであった。PASTLIVESよりリアリティー!)