このレビューはネタバレを含みます
とにかく疲れた。
元々人の口論を聞くのが苦手なのもあってか3時間どっぷりは精神がまいる。裁判の傍聴をしている気分になるので、それなりの覚悟をしてみにいくべきだった。
内容としては、トラブルを抱えた夫婦がいて夫が死ぬ、犯人は妻なのか否か、というストーリーなのだが結局最終的な答えは提示されず我々の想像に任せる形となった。
個人的には夫の録音やら前日の喧嘩から疑わしさしかなく話が進んでいたが、息子ダニエルのスヌープの事件(気持ちを考えると居た堪れないがなんであんなことすんねん!とダニエルに腹が立って映画中に泣きそうになった)からやっぱり無罪か?と終盤に向かっていったが、打ち上げの時に首を振っていてモヤっとして終了した。
人を裁くというのは、その人の人生を180度変えることになるということを改めて学ぶ機会になったと思う。無罪の証明は難しい。