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落下の解剖学のあのネタバレレビュー・内容・結末

落下の解剖学(2023年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

映画の前にいたカフェで近くの席のおばちゃんが大谷のパートナーの話ずっとしてて 、この映画終わったあとも周りの観客の数組の会話が 弁護士は主人公狙ってて引き受けただのそのうち二人は再婚するだのばかりで世間の人って想像以上に痴話話大好きなんだなと思った

ジュスティーヌトリエの作品は人間に対して感じる嫌悪と愛おしさの描き方に嘘がないのが好きだけど、今回は整いすぎているというかゴーンガール反転の違和感が邪魔してると思った もっとサンドラの情けない部分が見たかった でもすべてを飲み込んで日常へと戻っていく強さは愛欲のセラピーのシビルに通ずるものがある

アントワーヌレナーツの憎たらしい変貌ぶりは楽しかった あとミロマシャドグラネールの裁判後に泣いてる顔はちょっとcmbynのシャラメの長回しを彷彿とさせる凄さだった 次のポール・デダリュスらしい楽しみ
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