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落下の解剖学のデイのレビュー・感想・評価

落下の解剖学(2023年製作の映画)
3.8
主演は私の大好きな映画『希望の灯り』のサンドラヒュラー

雪山のワンシチュエーションドラマかと思いきや
まさかまさかの裁判劇でした!!

作家夫婦(夫は学校の教授でもある)の夫サミュエルが家から転落死してしまう。

自殺なのか他殺なのかそれとも事故死なのか…

妻サンドラは殺人容疑で逮捕され、裁判で出廷する事に。

事故で目が不自由になってしまった息子ダニエル(11〜12歳)が裁判を傍聴するのですが
ダニエルの心の傷が心配になりました。

観る側もサンドラは無実?それとも犯人という真実?とあちこちに引っ張られます。

裁判に携わる人間の目
傍聴者やマスコミの目
そして目が不自由なダニエルの目

裁判中のダニエルの世話係のマージがダニエルに話す
「何が真実か分からない時は、心で真実を決めるしか無い」
の言葉がキーワードとして響きます。

ラストがモンヤリしていて観る側に委ねる系になっていると聞いて(読んで)いて
そうなのかな?
と思いましたが裁判の結果イコール真実とは限らないですよね。

夫サミュエルの死の大きな夫婦喧嘩があり、妻のサンドラとの激しい言い合いから
グラスを投げつけたり、暴力沙汰になったり

普段から夫のサミュエルは執筆の参考になればと色々と録音をしていた…。

その音声を聞かされるダニエルくんを思ったら😭
ママの事、嫌いにならない?

4歳の時にダニエルは事故で視力をほぼ失って、失意の底にいた
サンドラは不倫をしていたー!!
不倫ー?!ダメでしょー?!!どんな理由があれど
しかもサンドラはバイセクシャルって事で不倫相手は女性…
え??

ドイツ🇩🇪人のサンドラとフランス🇫🇷人のサミュエルがロンドンからフランス🇫🇷に移住して来て、英語での会話が唯一の夫婦の公平性とか…凄いな…そんなの思い付かないもの。

ダニエルにいつも寄り添っているボーダーコリーのスヌープ(本名メッシくん)
の目線の為にカメラがスヌープの目線まで下げているところ。

あー!!
子供と犬が絡んで来るって、そういうの私はとても弱いんですよー。
特にメッシくん(劇中スヌープ)の演技は脱帽しました!!
少しCG入れてるかもしれないけれど
(犬を吐かせるには舌に塩を濡れ!と獣医の先生に言われて知っていましたが…)
最優秀Dog演技賞を受賞したらしいです😊🐶
ボーダーコリーは犬の中で一番頭が良いのです。

過去に車の中で夫サミュエルが息子のダニエルに語った
ダニエルがどうしたいのかを先回りして感じとっている
って分かるなー。

にしても坊主頭の検察官の嫌〜な部分、好きだったなー。

弁護士のヴァンサンはサンドラの友達でサンドラに惚れていたってね…。

サンドラは母親だから、ダニエルから殺人犯と思われる…と言うか
ダニエルから嫌われるのが一番の恐怖だったと思うんです。

裁判が終わり、ヴァンサン達と打ち上げをしてから
家に帰りソファに横たわるサンドラに寄り添ったのは?

会話も多く、場面場面で伏線回収をして、この物語の真実(サンドラが夫サミュエルを殺したのか、夫サミュエル自身の自殺だったのか)を期待して観ていたら
肩透かしにあったかたも多かったでしょう。

とても面白くて、止めどころが無くサクサクと観れてしまいましたが
好きな映画だったかどうか…と言うと
素晴らしい映画だとは思うけれど
私の"好き"とイコールにならなかったので
この評価かなー?

……

随分とお久しぶりとなりました。
映画を観たのが2ヶ月ぶり⁉️

暑い暑い8月から10月になってしまい
今夜は肌寒い夜です。

文章あちこち飛んでいますがそのまま投稿します。
長くなりました🙏
デイ

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