70点（100点満点中）
〈脚本〉31/45点
あくまで“平和な日常”を描くことを徹底しているので、映画としては話に起伏がなくつまらない。観客をあえて“飽きさせる”ことで、我々自身の“無関心さ”を浮き彫りにする意図もあるだろうが、つまらないものはつまらないのである
〈演出・撮影〉20/25点
直接的な描写を一切せず、音や立ち上がる煙や会話の中でのキーワードによって、間接的にアウシュビッツでの凄惨な出来事を想像させる手法が素晴らしかった。全編その手法で貫き通しているのはアイデアの勝利だし、話題になるのも納得だが、それ以上の驚くような描写や演出が無く残念だった。予告で全部知っちゃってたので、さらにもう一要素斬新or印象的な演出が欲しかった
〈音楽〉8/10 点
悲鳴と重低音を用いたメインテーマやエンディングが印象的だった
〈演技・キャスティング〉6/10 点
〈印象〉5/10
配信で観たら本当につまらないと思う
