このレビューはネタバレを含みます
監督が言っていたように、壁にへばりついてるハエのようにヘス家の日常を観察する感覚で観た
ポスターの花は遺灰が撒かれた庭で咲く花だと分かってゾッとした
最後のシーン
ヘスがいる暗い廊下と現在のアウシュビッツが繋がってる演出、すごい
あと、ヘスがどんどん暗い階下に降りて行く演出も
ガラス一枚の向こう側には、ユダヤ人の大量の靴があって、そのガラスを淡々と清掃する職員
スマホから簡単に入ってくる戦争のニュースを読んで、もしくは読まずにスワイプする私たち
ヘス家の人たちの批判なんてできない
