とにかく音で入ってくる情報が多い
冒頭なんて、寝不足で鑑賞し始めてしまったものの、目を閉じていても入ってくる音による情報がしばらく続いていた
家政婦さんに笑えない脅し文句言ってみたり、銃声や叫び声を聞きながらの生活を誇りに思い守ろうとし、更に将来の夢を見るという、ルドルフよりも奥さんの方が怖いと思ったのと
淡々と普通のように恐ろしいことしてるのも恐怖だし
実在していたらしいが、少女が収容所へ行きリンゴを置いてあげたりするモノクロのシーンで、その彼女やリンゴだけが白く光り、善や希望のように見えながらも、それによって悲劇が起こる音がしたり、
そして、終わる頃には、同じように叫び声や銃声などがなっていたりするシーンですら、淡々としすぎて何も起こっていないかのように感じで、睡魔に襲われた自分の耳の慣れもある意味怖かった
静かな恐怖が漂っておりました