特売小説

関心領域の特売小説のレビュー・感想・評価

関心領域(2023年製作の映画)
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今日の配信開始に合わせて有給取ってたのに俺、なんつって。

しょうがないじゃん今日しか都合つかなくなっちゃったんだもん、別にこのまま帰ってもいいけど次に会えるの来月になるよ、なんつって。

とりあえず一話だけでも観てみない、ワンチャン耐性出来てるかもしんないじゃん、なんつって。

無理無理絶対無理、冗談めかしたグロ描写とかほんと趣味悪い、なんつって。

アマプラでなに観るかで口論になり気まずくなったんだけれども彼女の手土産のシュークリームを二人で食ったらなんとなく雰囲気出ちゃってそのままの流れで仲直りのセックスをして。

そんで煙草吸いにベランダに出たら隣に住んでるガリガリに痩せた未就学児が裸で放り出されてる現場に出会しちゃって。

そういやヒステリックに叫ぶ女の声、もしくは身勝手な暴論を宣う馬鹿そうな男の声、と、泣き叫ぶ子供の声がよく聞こえてきてたな、なんて気付いちゃったんだけれども窓越しにサンタクロースのコスプレして第2ラウンド開始を告げてる彼女の姿が見えちゃったもんだからして股間はギンギンですよ、なんつって。

そういう内容だったら前向きな関心も持てたのに、ていう。

観賞料金都度払いにしてたら絶対に避けてる案件だわ、だって面倒くさいもん、ていう。

さて。

観たってどうせ理解は追い付かないだろうけれどもおっさんがちんちん洗ってた場面とか気になるし、時代が今に飛んだような気がしたがどうだったんだ、とか疑問も残るし。

仕方ねえ解説動画でおさらいでもしましょうかね、と。
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