関心領域のう大のネタバレレビュー・内容・結末

音がとにかくすごいという何とも気になる勧め方をされたので鑑賞

これを映画館の音響と真っ暗な環境で体験できるのたまんない

直前にアウシュビッツ収容所について予習していなかったら詰んでいた。それくらい説明がない。その結果ホロコーストについて自身で関心を持って調べ尽くすことになったので監督の手のひらの上？

開幕真っ暗な画面におぞましい音だけが鳴り響くだけの3分間で勝ちを確信。

中盤にも画面が赤一色になり無音よりも無音、映画館がまるで真空状態になったかのような音の仕掛けに恐怖と感動。

ラストもまさかの現代のアウシュビッツ収容所の展示が映る演出に鳥肌。直前の予習で収容所の展示についても知っていたのでかなり衝撃。

こっちをじっと観るメタ的な演出も帰宅後の感想記事でやっと気づいたけど、ただビックリさせるためのエンタメ的なものではなく、とても意味のあるメタなので凄い。

エンディング。こんなに怖いエンディングあるのかと思うくらい、恐ろしい音楽だった。が、同時に耳につくメロディーでもあったため、アー⤴︎︎︎アー⤴︎︎︎アー⤴︎︎︎アー⤴︎︎︎のメロディーを口笛で吹きながら帰宅。