娘夫婦の帰省在宅期間も収まり落ち着きを取り戻した静かな夜に評価の高い問題作を鑑賞しました。
第二次世界大戦末期アウシュビッツ収容所に隣接された所長家族の住まいが舞台。
幸せな家族が庭に設置されたプールに子供たちのはしゃぐ声が響き渡る穏やかな幸せな暮らしを描くシーンが繰り広げられる。
しかし、庭との境界を隔てる高い塀の向う側には厳しい世界が広がる重苦しい建造物が・・・・
ドイツ軍将校視線の大戦の局面に対する視点を重んじた展開の向う側にはあのユダヤ人への悲惨な・・・・
それはラストを迎える映像の中に間接的な描写として・・・・
観察力の乏しい私にとっては少々難解的な作品でしたが素人ながらのタイトルから受け取れる理解に収めました。