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ゆとりですがなにか インターナショナルのruncryのネタバレレビュー・内容・結末

3.0

このレビューはネタバレを含みます

ドラマ同様『拝啓、いつかの君へ』が挿入されて始まったのアガる。仲野太賀演じる山岸、相変わらず小賢しくて好き。登場人物大集合のドタバタ感も懐かしく感じた。

一方、クドカン作の舞台を2本観てバックラッシュへの不安を高めたため、ストレス回避から"不適切にもほどがある"も"新宿野戦病院"も避けてきたのだが、今作の社会問題へのいじり方/触り方は個人的にギリギリ許容範囲で、だからこそ続く2作への布石だったのではないかと想像。玄人の観客が多くマスを対象としない舞台で実験して、映画で温度感を探り、地上波のドラマで現状の思想を開示したのではないか。

LGBTQのこと、小4でも分かるよ、というか小4くらいの方が素直かつ真剣に聴くよ、と思った。
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