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ブラザーズ・ラブのruncryのネタバレレビュー・内容・結末

ブラザーズ・ラブ(2022年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

LGBTQ+が一枚岩になれていないこと、バイセクシュアルや白人シスゲイ男性の立ち位置、愛されることから逃げるゲイ、ホモフォビアを内面化するゲイなど、昨今のコミュニティの解像度が高すぎて驚いた。日本や日本人も似たようなものだけど、これらの要素をエンタメに昇華させているのはさすがアメリカ。

ボビーに対する不快感や苛立ちは、おそらく同族嫌悪。アーロンみたいに黙って話を聴き続けてキスだけしてくれるイケメン彼氏って、現実に存在するのでしょうか…。早々にボビーと同調したので、フロアにいるアーロンと目が合った瞬間に恋が始まったし、博物館のステージからアーロンを見つけたあとは号泣。

愛される勇気を持つこと、愛されていると信じること、大事だけど難しい。
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