あやね

愛にイナズマのあやねのネタバレレビュー・内容・結末

愛にイナズマ(2023年製作の映画)
4.1

このレビューはネタバレを含みます

見に行かれへんくてやっと見れた!!
家族愛以外に“怒る”はひとつのテーマになってるんかな〜

前半は、不条理な人間社会とか他人の身勝手さに翻弄されながら、沸々とした何かを抱えながらも“怒る”ことはできひん。

中盤から後半にかけて、家族に対しても嘘ついてばっかの自分にもしっかり憤慨して、目の前のことと向き合ってた。
家族喧嘩のシーンはリアルでとてもよい◎

やっぱり怒れるのは家族やからやし、家族とおるから怒りの感情を露わにできるんやろうな。一緒に怒ってくれる人って絶対的な味方って感じがする。

序盤の花子がPに「そんな人いないよ」って嘲笑されてたことと、中盤の「そんな人情ない人間はいないでしょ」って怒ったお父さんを嘲笑する店員さんの対比(?)というか矛盾が気になった。

一緒に怒ってくれる家族を見て
初恋の悪魔の🐍星砂の台詞思い出した。
「『あなたのしていることは失礼だよ、私は怒ってるんだよ』って言えなかったことって何年経っても残るでしょ、今となっては言い返せないし。そういうのってシャツのシミみたいに残るんだよ」

松岡茉優ちゃんの演技がやっぱり大好き☺︎
窪田正孝はなーんであんなにふんわりした空気を纏えるのか…
太賀の尺短くて残念やけど落合のイメージを儚さに落とし込んでいるところがよかった

消えない男👨🏻
あやね

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