監督・脚本 ジェームズ・キャメロン
主演 ディカプリオ
ケイト・ウィンスレット
言わずとしれた名作。当時の世界最高記録を出した理由って何だろうなと思いながら見た。
よくみんなが想起するのは前半の船の先端でローズを後ろから抱くジャック。
そして最後沈没後の悲しい別れ。
日本人はタイタニック号で誰も犠牲になってないし、単にラブロマンスとして楽しめたのだろうか。
欧米の人だと自分たちの先祖が巻き込まれた災害を当時の時代背景を思い出しながら観ると楽しいのかもなあ
私はどちらかと言うとラブロマンスとしては微妙で、(ローザがあまり好きになれなかった)沈没していくパニックアクションがとても良かったと思った。
ストーリーを言うと、マリッジブルーで自殺未遂しかけたところを救ってもらって、絵画(共通の趣味)で意気投合。婚約者が酷すぎるのでますますジャックを好きになる。愛し合うも沈没して死別すると言う話。
ローザの行動原理がジャック好きもあるけど婚約者嫌い要素が強すぎるのかなと思った。まあそうじゃなければ一夜で愛しあったりしないよなあ。そんなこんなと感情の起伏が激しくジャックにも当たるローザに惹かれなかった
沈没していく船の中で波に巻き込まれる子供、撃たれて死ぬ親友。
運命を共にする船長や設計士、音楽隊の場面や船が二つに裂けて垂直になっていく様子。差し迫った各シーンがどれも良くて流石だなと思った。
おばあちゃんが、エィって言って黒いダイヤ落とすところ可愛かった。でもダイヤをジャックに捧げるのか。それで報われるのか?ジャックとの約束は子供を産んで長生きすることだったのでは。
○解説見て
増速していた
石炭でタービンを回す船は釜の中に煤がこびりついて燃焼効率が悪くなる。そのため処女航海が一番速度を出しやすい
無線士は船の運営会社と別にマルコーニ社
がやっていた。氷山の連絡は好意で教えていた。近くにいたカリフォルニア号の無線士と揉めて氷山の連絡がなかった。近くを航海していたのに助けに行けなかった
2021.94