映画を1年に10本も見なかった年に大ヒットしたこの映画を2回は見に行った。3回だったかもしれない。一回は夫と見にいったが、彼は技術者で世界で初めてのものを作っている。なのでタイタニックの設計者が世界で初めての技術を搭載した最大の船に誇りを持っていて、乗り込んだ船が沈んでいくとき、船と一緒に沈んでいくことを選んだことにえらく共感していた。私は、それで彼が仕事にのめり込んで過労死をしてしまうんじゃないかと心配したことをこの映画で思い出す。この頃、家に帰るのが1時2時で彼の残業は軽く100時間は超えていた。でも好きなことにのめり込んでいる限り人は心健康でいられるんですね。