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タイタニックのartemisのネタバレレビュー・内容・結末

タイタニック(1997年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

これだけ映画を観てきた身ですが、恥ずかしながら初めて観ました。言葉にできないほど感情が揺さぶられる様な作品でした。

この船に乗れたこと、二人が出会えたことは正真正銘ジャックの運で、たとえ自らの命がなくなったとしてもそれを後悔しなかったジャックの姿がかっこよくて、悲しかったです。何よりも人を想える人は報われてほしかったなと思います。
氷山にぶつかった後の、貴族階級の人とそれ以下の階級の人の対比がつらかったです。何の危険も考えず、最後までプライドを守る人もいて、なんて滑稽なんだろうと思いました。
下層階級のジャックの名は誰にも知られませんでした。しかし、王族の様な生活にうんざりしていたローズが自分で自由な人生を歩めたのはジャックのおかげであり、それがジャックが存在した証明です。

これを観た後は自分の悩みがいかに小さいものかよくわかりました。忘れてしまいがちですが、不安に駆られた時はこの映画を観て、命さえあればどうにでもなるのだということを思い出したいです。
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