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タイタニックのくーたのレビュー・感想・評価

タイタニック(1997年製作の映画)
3.8
ジェームズ・キャメロン監督、脚本による1997年のロマンス。タイタニック号事故をテーマとし、実在する乗客もいるが、ジャック(レオナルド・ディカプリオ)、ローズ(ケイト・ウィンスレット)は架空。ただ被害者数すら正確ではなく、実際に船内で何が起きたのかは知る由もない。
不朽の名作とされ、ディカプリオは初々しい。個人的には「不沈のモリー」と呼ばれたマーガレット・ブラウンを演じるキャシー・ベイツが好き。実際のブラウンは一代で富を築き、タイタニック号事故では救命活動でリーダーシップを発揮、女性生存者の代表として有名になった。
3時間オーバーはさほど気にならず。恋愛より胸くそ金持ちの言動や、救命ボートの運用が気になる。映画なんだからローズの婚約者、執事、ローズの母にもっと早く明確な鉄槌を下してほしかったけどw最後、晩年のローズ(故グロリア・スチュアート)のシーンはよかった。
パラマウント・ピクチャーズと20世紀フォックスが共同出資。製作費は当時最高の2億ドル。アカデミー賞では作品賞、監督賞を含め「ベン・ハー」「ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還」と並ぶ最多11部門受賞。セリーヌ・ディオンによる主題歌「マイ・ハート・ウィル・ゴー・オン」は、音楽担当のジェームズ・ホーナーが本編中の曲「ローズのテーマ」をフルボーカルにした方がいいと構想した。
実在のタイタニック号は20世紀初頭に建造。イギリス・サウサンプトン港からニューヨークへ処女航海中の1912年4月14日深夜、氷山に衝突、損傷による浸水で翌15日未明に沈没した。犠牲者は乗員乗客合わせて1500人超とされ、710人が生還した。当時としては高度な安全対策を施した「不沈船」と言われ、事故原因は諸説ある。