タイタニックのおうすけのレビュー・感想・評価

世界一の映画だと言われる理由がよく分かる作品だった。西洋の貴族文化や貧富の格差の問題などを孕んだタイタニック号では大して時間は経っていないが、それが何日間にも思えるような分厚い内容だった。母からのいびりをディカプリオが難なくかわしきる口の上手さは聞いていてもとても爽快だった。またアクション映画としても浸水するタイタニック号の中を走り回る2人の姿はとても見ていて応援できた。そしてエロいシーンではあまり直接的なシーンがないのにも関わらずとてつもなくエロくて凄かった。見終わったあとに秋山竜次の「船と氷山」を見たせいで余韻が0になってしまったのでまた観たいと思う。