にっきい

ペナルティループのにっきいのレビュー・感想・評価

ペナルティループ(2024年製作の映画)
3.4
伊勢谷友介受刑者出演作。

映画観てて「これってさきちゃん好きそうじゃない?」と思い連絡すると、なんとさきちゃんも今日観たと返事が!?
場所は離れ離れだけどこれぞ本当の同時鑑賞。

アイリスの花言葉は"希望"、でも黄色のアイリスの花言葉は…、って話し。
主人公が黄色の車で目立つなぁ、と思ってたらそれにもちゃんと意味がありました。

岩森は警察からの連絡で恋人が殺されたのを知る。
朝起きて仕事に行き、職場にやってきた男を刺し殺して池に沈める。
翌日目覚めて仕事に行き、職場にやってきた男を刺し殺して…、って話し。

毎日同じ事の繰り返しで2日目?で主人公は違和感に気付き出すんだけど、絶対に職場にやって来た男を殺す。
普通のタイムループものなら違う事をしてループを抜けようとするのに何が変。
しかも殺される方までループに気付いて違う行動をとるんだけど、何やっても主人公に殺される。
主人公が殺すの止めようとするんだけど、目に見えぬ力が働いて強制的に殺してしまう。
そのうち殺す方と殺される方が仲良くなっていく関係性の変化が面白い。
何しても運命は変わらないので「いくよ〜」「どうぞ」みたいな感じ。
勿論殺すのにも意味があるし、ループにも意味がある。
アイリスの花言葉の"希望"って、本当は殺される側の事。
殺されても翌日になれば生き返るんだから。
対して黄色のアイリスの花言葉は主人公の事。
その花言葉こそがこの映画のテーマ。
予告でネタバレしちゃってるので注意。
厳密にはタイムループでは無いんだけど、タイムループものとして面白い設定でした。
ただ彼女が何故殺されなくてはいけなかったのかとか、殺される男の正体とか、分からないまま終わった部分が結構あるのが残念。
主人公が最後に「大丈夫です」って言うけど、絶対大丈夫じゃないよね?wwwww

さきちゃーん、今回はめっちゃナイスタイミングだったよね。
急な誘いだったのにご一緒してくれてありがとう〜。




*********鑑賞記録*********
鑑賞日:2024年3月24日
鑑賞回:14:20〜16:05
劇場名:アップリンク京都
座席情報:Screen2 H-6
上映方式:2D
レーティング:PG12
上映時間:99分
備考:会員料金
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