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四月になれば彼女はのsayaのネタバレレビュー・内容・結末

四月になれば彼女は(2024年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

自分が育った家庭環境がいかに大事なのかと思う。ハルとお父さんとの関係が自分と重なって胸が苦しかった。きっとお別れしてからもずっと残って苦しかっただろうな。あと愛することを怠った藤代と弥生の関係は何となくわかった。弥生の言っちゃいけない事を時と場所を考えずに言っちゃうところや、藤代の同じ質問を問われても思い出せずに「なぞなぞ?」と言っちゃうところ。そういうところの積み重ねなんだろうなと。精神科の先生あるあるだと思うけど季節の変わり目で病気を済ませちゃうのも私的にはナシだった。当たり前にならないように常に足るを知り、感謝する事を忘れないでいたい。エンドロールで号泣してしまったよ。藤井風の音楽が映画館で聴けることがこの上ない恵みです。
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