このレビューはネタバレを含みます
綺麗な映像と、森七菜さんのピュアな雰囲気、長澤まさみさんの病んでる演技、竹野内豊さんの毒親っぷりなど、それなりに楽しく拝見しました。
少しミステリー要素があるのかと思って観ていたら、イケメンが愛されていただけ？だったという展開に少し白けた……だからこその佐藤健起用に納得です(笑)
ただ、親が原因で別れるという選択肢を選ぶ必要はないし、この映画で語られる「愛を終わらせない方法」は必ずしも正解ではないことを人生経験として知っているので、物語の進行には説得力不足を感じてしまった。まあ若さゆえ、病んだ不器用さゆえ、ということなのでしょうけどね。
写真好きとして、「雨の匂い、街の熱気、人の気持ちなど……(目に見えないけど)確かにそこにあるもの」を撮りたいという春さんのセリフはちょっと刺さりました。春さん撮影のポートレートも良き。
ウユニ湖、行ってみたいなぁ……
