金と知恵

四月になれば彼女はの金と知恵のレビュー・感想・評価

四月になれば彼女は(2024年製作の映画)
3.4
冒頭の美しい景色、ボリビアのウユニ塩湖から始まる。青い空に白い雲が地面の水に反射してとても美しい景色。行ってみたいなと思いました。

そこから展開は変わり、結婚式の準備中のカップル。最初は展開が分からずでしたが、海外シーンから日本シーン。現在シーンから過去シーンといろんな場面展開がリズミカルにあり、進むごとになるほどと理解することができました。

今作品のキーフレーズのひとつでもある、「愛を終わらせない方法」とはどういうことなのか。

付き合いたてのカップルではなく、時間が経ち、結婚を考えているカップルに向けてのメッセージも感じられました。

「花束みたいな恋をした」とはまた違いますが、今ある幸せは当たり前ではないこと。

一つ一つのことに目を向けて愛を育む大切さを改めて学びました。

最後の満ちていくの曲も良かったですね!
映画後もしばらく脳に曲が、景色が、感情がぐちゃぐちゃに流れて満ちていく感覚となりました。
金と知恵

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