ふぁんたずま

仮面ライダー555(ファイズ) 20th パラダイス・リゲインドのふぁんたずまのネタバレレビュー・内容・結末

3.8

このレビューはネタバレを含みます

嵐のような時代も端から見りゃただのクロニクル

真理と巧が行為をしてしまった後の世界に生きているわれわれについて。二人の関係性はまあけっこうあれというか、共依存せざるを得ない状態でそうなってしまっている感じもすごくある、けっこうあれな関係性なようにも思えるけど、それを美化することなく肯定してしまえるところに井上敏樹の特異性があるような感じもした。

ヒサオ、予告のセリフと本編での善性のギャップがすごかった。

てか、もし菊池クリーニング側が最後にベルト全部回収してたとしたら、量産出来てライオとつよつよアンドロイド(まあこいつがライオの位の数で攻めてきたらヤバいけど、そんなに作れないんだろう)くらいでもはやそいつらしか残っていないスマートブレイン側で逆によわい、みたいな話になりそう(新型開発しないと送り込んでも袋叩きにされるだけな感じ)。

ラストシーンはファイズとネクストファイズの並び立ちでもよかったのではないか。1話のあのシーンの回収という意味でも。