このレビューはネタバレを含みます
先ずキャスト陣がオッサンオバハン化していて、その割りに乾巧も真理ちゃんもさほど人間的に成長していない描写なのはアカンでしょ？
死んだはずの草加雅人が生きていても周りが怪しまないのも不自然だし、そのヒール役だったはずの草加が妙に物分りの良い人物に変わっていたのは最初は変に思ったが、北崎と合わせてアンドロイドとは……まァオリジナルで死んだキャラを再登場させる為の苦肉の策なんだろうが、発想として何かターミネーターがヒットした後に乱造されたパクリ映画みたいでちょっとレトロっぽくないかい？
真理ちゃんがオルフェノク化したのは別にツッコミ入れる気は無いんだが、タヌキっぽいなと思ったらワイルドキャットとは(笑)
そのショックで飛び降りするところとか、最初にも書いたがオリジナルから20年経っているのだから真理ちゃんはもう30代半ばだろ？なんかキャラの描写がティーンエイジャーみたいでおかしいんだよね。
その後の巧とのオルフェノクの姿でのラブシーンはもう少し上手く描けなかったのか？
かつての劇場版の【パラダイス・ロスト】の時の海堂と長田結花の悲しい恋愛描写は大いに泣けたではないか？
新型のネクストファイズは悪くないんだけどね。旧式のファイズの方が強かった理屈が分からん。
後は尺の問題もあったのだろうが、加藤美佳や山崎潤もチョイ役でもいいから顔見せて欲しかったかな？
