血の滲む足の痛みに耐えながら履いていたバレエシューズを脱ぎ、裸足になって踊るフーリアの美しさ。手話とダンスのパフォーマンスは彼女たちの自己表現とソニア、もしくはそれぞれが思い浮かべる大切な人に向けた祈りが込められていると思った。煌びやかなだけではない、はっきりと怒りや悲しみもたくさん込められたパフォーマンスだった。その後のことは特に描かれていなかったけど、フーリアたちのダンスに心を打たれる人が少しでも多くいてほしいと思わずにはいられない。
この映画は邦題も原題のフーリア(自由)もどちらも好きだなー。