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私がやりましたのmのネタバレレビュー・内容・結末

私がやりました(2023年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

面白かった。ポスターを見た時点でかなり気になってた作品。予告を見てからは絶対に観に行きたい!と思っていた。

期待通り衣装がすごく良かった!それぞれキャラクターに合ってた。どれも可愛かったけど個人的に特に好きなのが30万を調達するためにパーマレードを頼りに行く時の服。マドレーヌとポーリーヌのお揃い感が並ぶととにかく可愛い。

思っていたよりしっかりコメディでテンポが良くて観やすかった。殺人事件から物語が始まるシスターフッド映画で、しっかり笑いどころがありつつ風刺的だった。舞台は1930年代だけど現代にも通じるテーマだと思う。特に裁判シーンでは最悪すぎる女性蔑視発言のオンパレードだった。もちろん映画だから脚色されているものだけどこういう時代が本当にあったんだと思うとすごく怖い。
エンドクレジットで登場人物たちのその後が分かるのが面白かった。パーマレードのことは作中で珍しくいい人だと思ってたのに「お前もかよ!」というオチが用意されてて笑えた。

マドレーヌには愛するアンドレがいたけどポーリーヌには相手がいなかった。作中で明らかにはなってないけどポーリーヌはマドレーヌのことが好きなんだろうなと思った。もちろんマドレーヌもポーリーヌのことは好きで親友だと思っているけどそれとは違う意味があるように感じた。ポーリーヌがそれを言うことはなさそうだけど。何にせよ2人はずっといい関係でいてほしいなと思う。
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