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異人たちのmのネタバレレビュー・内容・結末

異人たち(2023年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

前知識なくフラッと観に行ったので原作が日本の小説なことも既にこの原作の邦画があることも知らなかった。

現実と幻想の境目が曖昧で不思議な映画だった。両親との別れのシーンは特に良かった。両親の愛が沁みる。アダムが両親に抱きしめられるシーンで、アダムはずっとこうして欲しかったんだろうなと思って少し泣きそうになった。アダムはあれだけ深い孤独や辛さを抱えながら今まで仕事して生活していたのがすごい。頑張ってるなあ。ハリーと出会って両親のことと向き合えたのは良かった。個人の抱える孤独が癒やされていく物語って希望があって好き。ハリーとの出会い方はかなり怖かったけど…いきなり家に押しかけてきてしかも酔っ払ってて夜の誘いしてくる初対面の隣人って怖すぎる。ベッドシーンは結構生々しかった。

日本と比べて人口密度は低いだろうけどロンドンの街中のマンションで2人以外入所してないって流石にないよね!?ストーリーの読解力が足りなくて何のメタファーなのかよく分からなかったけど、実は全員生きてないとかあるのかな。

邦画の方は別物の映画っぽいけどそっちも観てみたい。
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