このレビューはネタバレを含みます
カーチェイスのシーンに興味が持てず、どちらかと言うと嫌い。
今回も、レースの映画を家族の付き合いで観に行く…そんな気持ちで観に行きました。
結果、めっちゃ面白かった!
『グランツーリスモ』というゲームの大会で、上位になった人を、本物のレーサーにしようとして育てる話し。
ただのゲーマーを!?
主人公のヤンは、静かだけど、自分の好きな事がわかっていて、芯がある青年。
レースの前に心を落ち着けようとして聴く曲のセレクト、一途に1人の女性を想う気持ち、端々に好感が持てて、応援してしまい、肩に力が入って最後まで観てしまった。
ヤンの父の「お前を守ることしか出来ず、支えてやれなかった」という様なセリフがあるのですが、これも『分かる、分かる』と号泣。登場人物が、皆んないい。
最高の夢物語!!
2時間を超える長さも全く気にせず、夢中で観てしまいました。
そして、まさかまさか、これが実話だったなんて!!びっくりしました。
同行者に「皆んな実話だって知ってるから、凄いなーって観てるんでしょ。知らないの貴方くらいよ」と言われましたが、フィクションだと思って観ていても、とっても面白かったです。
また観たい。