mz5150

グランツーリスモのmz5150のレビュー・感想・評価

グランツーリスモ(2023年製作の映画)
3.4
SFに南アの社会状況を巧みに混ぜた作品を多く送り出したブロウカンプが贈る王道の成功物語。カーレースゲームはアウトランとファイナルラップで止まってる俺にはグランツーリスモがどの様なゲームか知ららないが最新作が課金ゲーとなって不評らしい。

マーヴェリックにクリソツな展開構成でストーリーは違えど構成要素が色々被っていた悪い訳ではなく安心感と安定した内容で、ライバルとの凌ぎ合いにピンチの後のチャンス成功と挫折に復活の王道ストーリーにお互いに想い合いながらすれ違う家族愛と全ての要素が定番を踏んでいて安心設計でブロウカンプも雇われ監督に徹している感じで彼の個性は抑えている。彼らしいのは時折分解されるメカメカしい車のパーツにはこだわりが見える気がした。

内容は良く出来てるがマーヴェリックに比べると熱量が足りん気がする。先日見たタラテガナイトも実写とCGに僅かの差しかない表現だったがバジェットが桁違いの本作では走行シーンで実写とCGの区別が付かないやはり予算は重要やね。趣味のロードバイクでもZIFT出身者がプロになったりしておりこれからもネットルートのプロは増えてくのだろう。俺もディスクシステムのF1から始めようか。
mz5150

mz5150