拓馬

瞳をとじての拓馬のネタバレレビュー・内容・結末

瞳をとじて(2023年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

個人的に「老いの捉え方」と「名前や肩書きに本質は宿らない」という2つのテーマを軸を主柱に用いてると解釈した。

執拗に擦られる上記要素は、監督当人の苦悩を本作品に投影してるのか、又は創作に携わる全ての人間を肯定する意図なのか、ビクトル・エリセの作品は初めて触れるので真意は不明だが、自分本位の利己的なメッセージ性を強く感じてしまう映画だった。

普通に面白かったし言いたい事は分かるんだけど、長尺の割には不器用な魅せ方だったな、という印象。
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