van

犯罪都市 NO WAY OUTのvanのネタバレレビュー・内容・結末

犯罪都市 NO WAY OUT(2023年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

面白い点はしっかり踏襲され、お約束に!
新しい要素をどんどん足して、この面白さ!
回を追うごとに大きくなる、マブリーの安心感と図体!

私は若干ですが前作の方が面白かったです(笑)

理由として、悪役のパワーが少し不足していました。
前作の悪役、カン・ヘサンがあまりにもキレッキレ過ぎました。
ただしリキの極悪非道っぷりは十分です。
チュ・ソンチョルだって決して悪くはないです。
悪役側が増えて三つ巴になった分、それぞれの見せ場が分散された印象を受けました。

それはマブリーにも言えます。
マ・ソクトのアクション量が少ないな、と思ってしまいました。
中盤の展開もまだるっこしいような印象があります。
眠さを感じてしまった状況であることは否めません。


……とは言えですよ。


マブリーのアクションは、やっぱり凄い!
パンチや掌底打ちの、あの重量感!
敵をつかんでの体落とし! 一本背負い!
マブリーの図体の大きさからイメージされる破壊力!
映画館ならではの、画と音の爽快感!
それぞれのアクションに、カタルシスを感じました!

マ・ソクトに殴られた時の、敵の体の動きが、演技を超えてるんですよね。
なんだか本当に殴られてるとしか思えない、敵側の演技も良かったです!

今回はマ・ソクトも痛めつけられました。
それでも次の場面では、ブンブン敵を投げつけているから笑えます!
この辺の感覚は、カプコンのベルトスクロールアクションの「ファイナルファイト」に通ずる爽快感がある気がしました!

エンドロール後では、まさかの新作の導入が入り、がっちりと心をつかまれたまま幕を閉じます!

もちろん次も、観に行きます!
van

van