このレビューはネタバレを含みます
面白い点はしっかり踏襲され、お約束に!
新しい要素をどんどん足して、この面白さ!
回を追うごとに大きくなる、マブリーの安心感と図体!
私は若干ですが前作の方が面白かったです(笑)
理由として、悪役のパワーが少し不足していました。
前作の悪役、カン・ヘサンがあまりにもキレッキレ過ぎました。
ただしリキの極悪非道っぷりは十分です。
チュ・ソンチョルだって決して悪くはないです。
悪役側が増えて三つ巴になった分、それぞれの見せ場が分散された印象を受けました。
それはマブリーにも言えます。
マ・ソクトのアクション量が少ないな、と思ってしまいました。
中盤の展開もまだるっこしいような印象があります。
眠さを感じてしまった状況であることは否めません。
……とは言えですよ。
マブリーのアクションは、やっぱり凄い!
パンチや掌底打ちの、あの重量感!
敵をつかんでの体落とし! 一本背負い!
マブリーの図体の大きさからイメージされる破壊力!
映画館ならではの、画と音の爽快感!
それぞれのアクションに、カタルシスを感じました!
マ・ソクトに殴られた時の、敵の体の動きが、演技を超えてるんですよね。
なんだか本当に殴られてるとしか思えない、敵側の演技も良かったです!
今回はマ・ソクトも痛めつけられました。
それでも次の場面では、ブンブン敵を投げつけているから笑えます!
この辺の感覚は、カプコンのベルトスクロールアクションの「ファイナルファイト」に通ずる爽快感がある気がしました!
エンドロール後では、まさかの新作の導入が入り、がっちりと心をつかまれたまま幕を閉じます!
もちろん次も、観に行きます!