Maoryu

犯罪都市 NO WAY OUTのMaoryuのレビュー・感想・評価

犯罪都市 NO WAY OUT(2023年製作の映画)
3.6
2015年、合成麻薬に絡む殺人事件を刑事マ・ソクト(マ・ドンソク)が調べ始める。麻薬は日本の暴力団からの横流しで、仕切っているのは現職刑事のチュ・ソンチョル(イ・ジュニョク)だったが、それに気付いた暴力団の組長が日本から殺し屋リキ(青木崇高)を送り込んだことで、事件は複雑化する。

マ・ドンソクの豪快刑事モノ、第3弾。
安定の爽快さなんだけど、ちょっと期待し過ぎたかも。

悪徳刑事と青木崇高に邪悪さが足りない上に、事件と勢力争いが単純で、圧倒的に笑いが少なかった気がする。
真実の部屋に弁護士ネタは面白いんだけど、過去作の使いまわしだよなー。
中古車販売のチョロンとクラブ社長のイ・サンチョルの組み合わせでは、やや役不足。前作で大活躍の班長や、最後にしか出てこないチャン・イスの不在も要因のひとつかな?

まあ、それでもドンソクの強力パンチでなんでも解決しちゃうのは見てて気持ちいい。
次回作に期待だ。
Maoryu

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