あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。の笑顔のネタバレレビュー・内容・結末

12/8 映画館にて鑑賞／原作未読

序盤は正直「よくある若者向け恋愛映画だ」と思ったけど、終盤は話の流れが綺麗で良かった。総合的に見て3.2。

この作品は自分の人生を諦めていた主人公が死と隣り合わせである時代・場所へタイムスリップすることで、「生きる」ことがどれだけ幸せなことであることか、身に染みて実感し成長する物語でもあると思う。
これから自分はどう生きたいかなど、将来について考える良いきっかけとなった。

でもやっぱりもろもろ都合の良すぎる展開なんだよなーー笑
周りに座っていた観客は私を含め全員泣いていたんだけど…
特攻隊を題材としたもので感動していることは果たして許されるのか、当事者に失礼ではないかと、頭の中でぐるぐる悩んでた。難しいね。
リアリティに関しても気になった。
少し綺麗に描かれすぎというか。フィクションなので仕方がないのだろうけど、もう少し現実に忠実であって欲しかったかな。

それでも若者が戦争について考え、知る、よい機会となる映画ではないかと思う。