笑顔

ローマの休日の笑顔のネタバレレビュー・内容・結末

ローマの休日(1953年製作の映画)
4.5

このレビューはネタバレを含みます

名作中の名作。
観るか迷ってる人は絶対今すぐに観て!

王女は自由を手にして″普通の女の子″になった。
ジョーは大スクープを目の前にして一攫千金の夢を見た。
2人は夢の世界で泡のような恋をし、映画を観ている私も、まるで素敵な夢を見ているかのようだった。
でも、王女はその夢から抜け出し、現実へと戻る選択をした。彼女は強いひとだ。
夢が醒めたそのとき、私はどうしようもなくやるせない気持ちになった。
また変わらない日常がやってくる。
しかし、この経験は登場人物たちの人生において一生の支えとなるものだろう。

時代的にどうしてカラーじゃないのだろう?と思ったけど、モノクロはモノクロで、アン王女が一生忘れられない思い出として胸の奥底にそっと秘めている映像を覗き見ているようで、これまた趣があった。

タイトル名、脚本、カメラワーク、台詞…
どれをとっても完璧な仕上がり。
なんといってもオードリーヘップバーンが綺麗すぎた🥹♡
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