このレビューはネタバレを含みます
戦時中に生きていない世代が見ても戦争という恐ろしさや怖さを痛感するような作品だった。今からすると大きな敵を滅ぼすために自らの命を捧げに行くということは考えられないことだが、この時代はある意味洗脳的な部分があるかもしれないと思えた。もし、好きな人愛する人がいきなりこの世界から消えたなら…と考えると恐怖である。それがこの時代は毎日のように起こっていた。命の尊さ大切さを肌で感じることができるような作品であり、子どもの自殺件数が増加していたり、物騒な殺人事件が起きるこの世の中だからこそ感じることもある作品である。