このレビューはネタバレを含みます
戦時中にタイムスリップして、恋に落ちた相手はあと幾日かすれば特攻で飛び立つ特攻隊員で...
福原遥も水上恒司も大好きだし話も話だからもちろんぼろぼろ泣いてしまったわけだけど
百合ちゃん9割くらい空気読めなさすぎて😭(映画内では真っ直ぐという評価)
それはどんな世間知らずでも言っちゃダメなことわかるよね😭！？なシーンでぎょっとしちゃった
歴史を学んだ私たちはその戦争が何ももたらさなかったことを知っている
特攻作戦が無力で空母なんて沈められなかったことも知っている
1隻沈めるのに81人が命を捧げなければいけなかったなんてほんとあり得ない作戦よまず自分が先頭切って死ねるやつが命令しろと思う おかしいと思う。でもその時代にいたら止められるわけがないよ
当時にも、意味なんてないと分かってる人がたくさんいたと思う。
百合ちゃんはもうちょっといろんな人に咎められてもよかったかもしれない優しい世界すぎる
「出撃命令が出ました」になんて返すんだろうどんな言葉をかけられるんだろうと思ったら「おめでとうございます」でボロ泣きしてしまう お国のために尽くすことができるねおめでとう、って言うしかないんだよ悲しすぎる
基地に遊びに来ないか？のあとの草野球のシーン、明るくて楽しそうでめちゃくちゃ泣いてしまった
いろんなところで見かける、特攻兵の少年たちがワンちゃんを抱えて嬉しそうに笑ってる写真を思い出して泣けた。あの写真も出撃の1〜2時間前だったとなにかの記事で読んだことがあって
1時間後に敵艦目がけて飛び立つ少年は、ワンちゃんを可愛いと思える普通の少年だったんだよね
あの少年たちもこうやって草野球を楽しんでたのかなとか考えちゃったな
近隣席の高校生大学生たちも皆ズビズビ泣いてた。
塾講師のバイトをしてた頃、教えている中学生の双子の女の子が「火垂るの墓って戦争のやつ？無理怖いしぜったい見ない」「わかる私も見ない興味ない」って言ってて
戦争を知らない私たちってほんと幸せだよねって返した
この映画は客席ほとんど中高・大学生で埋まってて 私なんか浅めのストーリーだなって思っちゃうところだけど 日本が戦争の悲惨さを忘れないための機会はきっといくつも必要で 映画も昔の映画じゃきっと見ないだろうから 今こうやって戦争を題材にした映画を見に来てる若い子たちがいっぱいいるのなんかいいなって思った 若者がいっぱい入ってるの、多分めちゃくちゃ価値あることだよね
私ならティモシーシャラメを観に行くと思うから
敬礼と、敬礼と、ユリの花と、敬礼と
涙止まらなかったけど
1番は「大学に行かせてください」と、百合への手紙でもうハンカチ顔から離せなかった
でもちょっと現代への戻り急すぎた もうちょっとなんか...なんかこう...余韻といいますか...
二つの胡桃っていうNHKだかの戦争アニメ思い出したあれタイムスリップ戦争ものなんだよね あれもなんか唐突にタイムスリップしちゃうんじゃなかったっけ
レビュー、百合めちゃくちゃ反抗期でわがままって言われてるけど ちょっとくらい腐らせてくれたっていいじゃない。って思うよ
だから高校生のときにちゃんと腐れてちゃんとぶつかれたのいいなって思ったよ
