けいたのえいが

あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。のけいたのえいがのレビュー・感想・評価

4.0
「特攻隊の方々は神様になられるんだから」
当時の方々は、こういう考えだったのかと思う。国の為に死ねる、とは言いつつも、大事な人を残して行きたくないという矛盾を皆抱え、それでも皆国の為にと自分を偽っていたのだなと。そうしないとやりきれないもんな。
個人の幸福を押し殺して、国の為に戦う事を選択した特攻隊の方々には、最大限の感謝と尊敬をしたい。しかし、彼らをそういう人生に仕向けた軍部の過ちを、現代含め、後世に伝える義務が僕たちにはあると思う。

鶴さんの立場も辛いよね。
作中、たまに入る福原遥の若者っぽい感想(戦争に対する)がいい感じに戦争に対して考えるきっかけになって良かった。あとたまにガッキーに見える時があった。