個人的には不倫に対して思う所は何もないのですよ。
否定も肯定もしません。
正直、他人の恋愛の内情なんて分からん、というのが本音です。
ただ恋に落ちてしまう瞬間があったとしたら、そこには立場や環境、境遇に関係がなくなる。
理性を忘れるほどの感情がそこにあるのならば、それはとても美しく、そして羨ましい。
本気で心底から向き合える人、もの、事柄があるというのはとてもとても幸運な事です。
だからね、そんな感情は大切にして欲しい。
でもこの物語の主人公である門脇麦の演じた役の女性が大切にしていたのは、傷つきたくないけれど不幸な自分と向き合いたくない、卑怯と保身の塊みたいな人でした。
私は可哀想…と自分で思ってる人に魅力感じるのかなぁ?
それを感じさせないようにする為の映画だったと言う事なのでしょうか。