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パラダイスの夕暮れのtoaのレビュー・感想・評価

パラダイスの夕暮れ(1986年製作の映画)
3.1
無表情で誰の心も読めないのに分かる気がしちゃう不思議。
イロナがだんだん可愛く見えてきたし、メラルティンのラストカットがよかった。どんなになっても友がいる優しさ。

良い悪いじゃ切れない人間模様とか美醜清濁が混ざってる、このなんともいえない感じを1本の映画にできちゃうのがすごいよなぁ。

向かうタリンは当時ソ連と思うと、監督の心は解放じゃなくて妥協なのか、あんなに英語を習ってたのに。
あぁでも場所より誰といるかが大事になった彼らの成長ってことなのかな。
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