アキ・カウリスマキの労働三部作。
労働のシーンから始まる。
私達にとって労働は切っても切り離せないもの、ありふれた私達の生活。
その中にこそ取り上げるべきストーリーがあるそんな信念を持った監督の…
男どうしの友情、男女の恋愛。この2つのモチーフを、アキ・カウリスマキ的にミニマルに扱った作品になるだろうか。
男と男の友情は、どちらかが困っているときに、どちらかが手を差しのべる形で結ばれ、女と男…
雷に打たれたような運命的な恋ではないけど、なんとなくのタイミングが徐々に距離を縮めるような恋愛。
そしてそれがいいと思える、それが運命的とも思える映画だった。
個人的に好きなのは、ゴミ処理場での新…
記録用
アキ・カウリスマキ監督作品。
労働者三部作の第一作。
カラマリユニオンと同じだがフィンランドの社会的背景として失業者が増え社会で孤立した人間が増え一人一人のつながりが減ることへの不安に満ち…
・登場人物だいたいロクでもなくて良い。みんなガサツだしタバコばんばん吸うし物盗むし…w
・セリフ少なめで説明的ではない分、こちらが色々と察するタイプの作品かと思いきや、ステージで歌ってるバンドやレコ…
大好きなカウリスマキ監督の初期の作品。
相変わらず優しい映画で、抑えた色合いも良いです。
カティ・オーティネンさんは薄幸の役がよく似合いますね。
いつも最後には幸せになるから良いけど。
プライベート…
どのシーンも色合いや構図が素敵。
留置所で出会った彼、メラルティン、最初ヤバい人かと思ったけど、割と良い人だった…娘の貯金箱には手を出さないで欲しかったけど。
理不尽な扱いを受けるシーンは心が痛くな…
「食べていけるの?」「毎日芋だ」
人の不器用さや未熟さを肯定して、おもしろがって、ありのまま描く監督の人間讃歌。淡々と進んでいく可笑しくて穏やかな日常の愛おしさに肩の力が抜けて、最高に幸せな気持ちに…
アキ・カウリスマキ監督の労働者3部作の1作目。
ニカンデルの一途で不器用な姿はとても応援したくなります。
デート後のディナーを甲斐甲斐しく用意もしていたりするのに、デート先がビンゴホール。
イロ…