れいん

ブレイド3のれいんのレビュー・感想・評価

ブレイド3(2004年製作の映画)
3.5
イライラすると映画観たくなるのに映画館で観たいほどのものが今はなくて。こういう気持ち的に晴れないとき、スカッとしたくて選んだ映画。大昔に一度観たけど全部忘れててびっくりした。ジェシカビールが印象に残ってたくらい。
観た感想は、あれ?普通のかっこいい映画になっちゃってどうしちゃったの??という。一作目、二作目と倫理観ぶっ壊れた背徳感バリバリの淫靡なグロ血飛沫ブシャーが殆ど無くてキレイに纏めちゃっていて混乱した!グロなんて見当たらないくらいで、私にも安心して観られる映画になっていた。それでもブレイドはとてつもなくかっこよくてイケてるので私的には何度かっこいい……!と言ったことか。ホラーもCGも少な目でアクションに振り切った感じ。深く考えずに楽しめる映画ではあるけど、そういうんじゃないよの人には物足りない出来。考えるな、感じろ映画です。
ウェズリースナイプスめっちゃくちゃかっこいい。ピチピチなタイトな服はその鍛え上げた肉体美を見せつける為なんだな?そうなんだな?としか思えなかった。私的に大好きな俳優。警察署で大暴れするシーンは痺れた!!
ライアンレイノルズ、この人見たことあるなー?誰だ?顔、可愛い感じでパーツが顔の中心に寄ってるのに良い体してるなって思ってたらデッドプールの人だったんですね、ここから更にバキバキになったのか。キャラクター的にペラペラ喋ってて、ふざけたことばっか言っててシリアスにちっともならんしこの映画には珍しい奴、でも憎めないんだなぁってずっと思っていました。可愛がられるタイプ。
ジェシカビールはずっとジェニファーガーナーと勘違いしてて、かっこいいのにいっつも不安そうで見ててちょっと心配になった。強いんだよね?って。表情の演技の幅が少なすぎてかっこいいはずなのに、自信が無さすぎてちょっと残念。腕もお腹もあんなに出しててバトルするのはちょっとむりでは??と思いつつ弓を射る姿はかっこよかったしお腹は素晴らしかった!ジャスティンティンバーレイクの奥さん、良い!
パーカーポジーという方、この映画で常にムカつく顔つきしてて嫌ぁなヴァンパイアがとても素晴らしかった!!多分、口のサイズに対して牙が合って無かったんじゃないかと思うけど、普通のお写真見たら美人でした。黒髪色素薄いダークないけ好かない最上位女ヴァンパイア役がとても合ってた。三部通して、幹部だと思われる上位ヴァンパイア達って私服なんですけど、その私服がすっごいCOOLなんですよ。それぞれとってもおしゃれ!
今回もアジア系の人がたくさんいました。ヴァンパイア側に。
三部作合わせて全部観て、ブレイドは女運が本当にねぇな……って少し可哀想になってしまった。母親といい、なんだか……なんだかなぁ。
ウィスラーがあんな簡単に死んじゃうなんて、ブレイドが誰かと組んで戦うとか珍しい構図ではあったけれど誰からも裏切られなくてそこは良かったかな。殆ど死んじゃうけど。この映画では一作目とは違って、守られる側ではなく共に戦える女性を描かれていてそこも良かったかな。しかも二作目とは違い、死なないし。ところでさ、一作目の女医さんどこいっちゃったん??好きだったのに。
盲目のサマーフィールドさんと娘のゾーイさんのやり取りはむっちゃ辛かった。サマーフィールドが目が見えないからこそ、確認していく姿は胸が詰まりそうだった。ツラ…… ゾーイのぶっ殺すっていう台詞にも、子どもからこの台詞かぁちょっと辛いな、ってお母さん目線になっちゃったな。助けられた後ゾーイがどうなったかよく分からんし。そこがちょっとモヤモヤ。ブレイドがどうなったのかそこんとこもよく分からなくてモヤモヤ。ところがブレイド4なるものが来年の公開を目指しているらしいので、ヴァンパイアハンターは続けているようです。映画が出るたび、本物のヴァンパイアの始祖だ起源だとかっていう存在が出てきて、一体どこから始まり?ってたまに混乱する。この3の人もむちゃくちゃ強そうで顔も体もバッキバキで倒すの無理じゃないか?感がすごいのに、ブレイドが手こずる感じもなくてあっさりで手応えはない感じでした。もったいない。もっと生かせるはずだったろうに。あの俳優さん、本当にすごくて配役は素晴らしかった!
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