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哀れなるものたちのmasososoのレビュー・感想・評価

哀れなるものたち(2023年製作の映画)
4.3
万人受けはしなさそうだけど世界観も台詞もビジュアルも衣装も音楽も超絶好み。
すぐに言語化するのは難しいからとりあえずのメモだけ。

胎児の脳を移植された現代・女性版フランケンシュタインは世界を知り自己を構築していく。社会とは常識とは性とは。思考の世界。
鶏犬、犬鶏、豚鶏、蒸気機関馬車
「怒りも混乱も矛盾も超えて寂しかった。」
トラムしゃぶりと熱烈ジャンプ
章題時の背景が好き。眼球に架かる橋。
性描写はなかなか露骨で過多な気もある。
エンディングで流れるベクスター邸のカットとその時の音楽が好き。
ちょっとディビッドリンチ感。
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