ロールシャッハ

哀れなるものたちのロールシャッハのレビュー・感想・評価

哀れなるものたち(2023年製作の映画)
4.0
私が選ばせて。そして、生まれ変わる。

本作はベラ視点で描かれるが、原作小説ではそれぞれの登場人物の視点で書かれるらしい。そっちの方が面白そう。

ロブスター以来、久々にヨルゴス・ランディモス作品を観たけど、彼女の人を知る冒険が面白かった。パンフレットも買ってしまった(出演者のインタビューが充実してて良き)

ベラを独占しようと哀れなるものたち、一人の女性を自分のものにしようなど安直な。

①ゴッドウィン(創造主、父)
②ダンカン(愛人)
③アルフィー(元夫)
④マックス(お世話係、いいなづけ)だけは1番愛していたし、ベラを尊重していた。

目まぐるしい成長を遂げるエマ・ストーンが演じ分けが素晴らしかったので、これは2024年のアカデミー主演女優賞を取りそうな予感しました。
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