OASYS1985

哀れなるものたちのOASYS1985のレビュー・感想・評価

哀れなるものたち(2023年製作の映画)
3.8
さらに改訂 チョット追記補足。普通に面白かった。
予告からフランケンシュタインものと思ってだけど微妙に違うんだけど
そのテーマはある種、共通。
生きることを考えさせられる内容だった。 
でも、小難しいことより
そのおとぎ話のような映像を素直に楽しむのが一番かとかなりグロいシーンや
性描写も激しいけど
これら含めて生きるに繋がる作品でした.
1幕が白黒なのが、このホラ話しをリアルに感じさせるための仕掛けだったのか、説得感が素晴らしい。
そして多様されるワイドレンズや魚眼的な(これペッツバール型レンズだそうです)、他者からの登場人物に寄り添わないカットが面白く。
それが最後では、ノーマルになるのも面白かった。

Dolby Atmosで見たのだけど、さりげないシーンの小鳥のさえずりとかが生きていた。