このレビューはネタバレを含みます
美術、音楽、映像がものすごかった。
これめちゃくちゃリアルな感じでずっとやるとだいぶきついと思う。超然的な世界の見え方はベラ視点だからかな…
こんな美しいエンドロール初めて観た。
自分を生み出したゴッドを看取り、堕落していくヴェダバーンにもしばらく付き合い、元旦那にもついて行きと、成長しつつも愛情や希望を持ち続けてるベラの姿に、途中から泣きそうになった。
作中ずっと挿入されるドアスコープから観ているような視点が気になった。何視点なんだろ。
個人的には好きな漫画の「銃夢」を思い出した。作中に人間の業を研究する業子力学が登場するけど、生まれながらに与えられた、もしくは手にした、手にしてしまった業をどう受け入れて生きていくか。
最後みんなが笑顔で過ごす庭のシーンは、希望があってよかった（巻き込まれたヤギがかわいそう過ぎる）
