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哀れなるものたちのtamomのレビュー・感想・評価

哀れなるものたち(2023年製作の映画)
4.7
神話的、寓話的でありつつもエンタメ作品として最大限楽しめる。ヨルゴスランティモスに脱帽。。。


ストーリーの素晴らしさもさることながら、
音楽、美術、衣装が作り出す世界観が際立つ。


エンドロールを観た時に、世界観を統制するアートディレクションの重要性を痛感した。

文字通り世界観に浸れる。
ベラと一緒に旅をしている感覚になる。

リスボンでのダンスシーン、ギリシャでの号泣、その後のハリーとの問答シーンが好きだった。


海外のお客様が幾度となく爆笑してて、そういう皮肉やユーモアが笑いになるんやと勉強になった。
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