ひゃまろーず

哀れなるものたちのひゃまろーずのネタバレレビュー・内容・結末

哀れなるものたち(2023年製作の映画)
3.9

このレビューはネタバレを含みます

トンデモ人生なはずなのにベラが羨ましく見えてくる。好奇心のままに突き進んで、良いことも悪いことも見て経験できて、全てが彼女の強さや魅力に昇華されてる。ご婦人達との出会いも全部良かったな。

「君の身体は君のものだから」「私達の現実的な愛が好き」と伝えあったベラとマックスのシーンは全体通して1番言葉がすっと入ってきて好きなシーン。

死にたくて身投げした彼女の勇気を踏み躙って実験に利用するゴッドの野郎なんて奴だ…とか思ってたけど、結果的に胎児の命は救われてるし、人でなしクソ将軍には報復できたし結果オーライか!とヤギエンドにちょっとスッキリしちゃった。

自分の意思で世界を切り拓いていくベラにだんだん追いつけなくなっていくダンカンさん、ビンタされて恥かいて金無くしてもベラから離れられないの可哀想でした☺️