まさぴょん

哀れなるものたちのまさぴょんのレビュー・感想・評価

哀れなるものたち(2023年製作の映画)
3.8
ふらっと朝一鑑賞

しっかり、さりげなく描かれているオールドなSFアートや設定が良かった。
エマストーンも当然良かったし、章立てになっているので内容はわかりやすい。わかりやすいが、メッセージ性が強く咀嚼しきれない。

フェミニズムな内容ではあるが、悪い意味ではなく単純にベラを通して今までモノのように扱われた女性が今後どうあるべきかを提示していると捉えた
女性崇拝的なものではなく、選択の自由や職業的な偏見はやめようといった、道徳倫理的にイメージするレベル。

それだけではなく、資本や宗教を超えた道徳、知性、行動についての啓蒙もあったと思うがまだこのあたりは消化中。

強いメッセージ性とそこそこ強烈な設定が両方がみやすく調和している映画だった
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